「バードウォッチング」講座レポート

3月5日9時30分から、緑地公園でバードウォッチング講座が行われました。

11名が参加。少し肌寒い日でしたが、梅が満開になり春らしくなった公園は、バーベキューをする人達でにぎわっていました。
緑地公園駅からスタートして、公園手前の高川で「ツグミ」や「ハクセキレイ」など、新池では「カンムリカイツブリ」などを、山崎先生に持ってきていただいたフィールドスコープ(望遠鏡)で大きく拡大してじっくりと観察しました。また、「アオサギ」夫婦の巣づくりの様子も見ることができました。毎年新池の周りで繁殖をしているそうです。「離れて見ると見えても、近づきすぎると見えないんですよ。」と先生から。「森が開けたところで、木の上を双眼鏡でずっとみていくと、鷹などがとまっていることがあるんです。」などと、鳥を探すコツも教えていただきました。

そして、山ヶ池周辺に移動して「コガモ」などのカモ類や、雄と雌で色が大きく異なる冬鳥の「ジョウビタキの雌」、日本で一番小さいきつつきの「コゲラ」を目の前でじっくりと観察することができました。

先生の「コゲラは尻尾が固くなっていて足2本と尻尾の3点で体を固定しているので、木を強くたたくことができるんですよ。」という解説に、双眼鏡で確認して「なるほど」。ちょこちょことせわしなく動いてかわいい鳥です。ちょっと鳥のことを知ると、見える景色が変わり普段の散歩が楽しくなります。


その後、円形花壇付近まで戻って解散となりました。あっという間の2時間半でしたが、29種類の鳥を観察することができました。身近にいろいろな鳥が飛んでいます。双眼鏡1つで楽しめます。皆さんもご一緒にいかかですか。

(レポーター:講座参加者 福光 俊祐)

中央卸売市場ってなにしているところ? 「中央卸売市場本場」の見学レポート

大阪市中央市場本場(以下、市場と表記)は大阪の台所とも呼ばれ、青果・水産物とその加工食品を扱う市場で、東京都の豊洲市場に次ぐ2番目の取扱高の大規模集積市場です。
見学は2月21日、少し肌寒いが好天になりJR野田駅に8時30分前には参加者25名が集合。講師の大平氏の案内で約10分で市場に到着。注意事項やスケジュール等の説明後、市場職員の案内で、市場の見学開始。大半のせりの時間帯は4時~10時で、閉まっている店舗が多いが、市場内は小型運搬車やフォークリフトが頻繁に動き回っていました。

最初は実際の果実せり場に並び、買手(仲卸業者)が下見で目当ての果実がコンベアから運ばれて来る時に値段を指で示す「せり場」(手振り)体験。
参加者の質問の後、競り落とした上質のリンゴはお土産にいただきました。

続いて、卸売り店舗の見学。最初は果物仲卸売場の見学。ここでは見学中に仕入れ体験ができ、短い時間でしたが、目当ての果物の購入、また箱単位での購入もできました。
水産仲卸売場では、解体したてのマグロや魚介類の仕入体験ができ、今夜の夕食が楽しみです。

市場には自由に買い物が出来る関連商品売り場もあり、乾物などお買い得商品がたくさんです。
最後は研修室で市場の一日の流れ、品質衛生検査等の市場広報ビデオの視聴で無事見学終了。お楽しみの昼食は大平講師の案内でお勧めの厚生食堂にて食事・解散。
講座は、普段体験できない市場の体験と新鮮な買物が楽しめ、食事中での感想も好評でした。

(レポーター:公民館企画運営委員 浦 博一)

自宅での運動のきっかけに!
「オンラインピラティス講座」実施レポート

近年、ミーティングや趣味の共有、飲み会までもがオンラインで行なわれるようになり、オンラインのメリットを感じることもよくあります。
今回、在宅での運動を推進するべく、オンラインでオーストラリア在住ピラティス講師と千三地区公民館を繋いで、2023年2月25日に「オンラインピラティス」を体験するという講座を開催しました。

現在のインターネット環境では、オーストラリアと千里山の距離など一切感じさせないぐらい映像も音声もスムーズです。「ZOOM」というミーティングアプリを使用して、お互いの映像を見ながら講師の先導のもと、参加者がピラティスのエクササイズを行っていきます。


ピラティスはリハビリを目的で考えられたメソッドでインナーマッスルを強化していくので、途中、「きついー」という声も。しかし、終わった後の爽快感はみなさんしっかり感じられたようです。
みなさん、健康のため運動が必要とわかってはいてもなかなかできないでいたのですが、これを機に在宅で少しずつTVやインターネットを使ってうんどうしたいというお声をいただきました。
人生100年時代、運動習慣をぜひつけていきましょう!!

(レポーター:公民館企画運営委員 川村 早苗)

大切な人への感謝を込めて!
「わくわくバレンタイン講座」実施レポート

バレンタインを2日後に控えた2月12日に、青少年対策委員会と公民館の共同開催のもと3年ぶりに「わくわくバレンタイン」講座が行われました。

参加した児童8名が作るレシピは、切っても切ってもハートが出てくるパウンドケーキ。断面にハートが出るように工夫されたレシピです。

講師による説明のあとそれぞれに用意された材料の中から、型を使ってスポンジをハートにくり抜いていき、焼き型に並べて混ぜあわせた生地を流し込みます。低学年の児童には青少年対策委員会のスタッフがサポートしながら、参加した児童は手際よく上手に作っていました。

焼き上がりを待っている間、持ち帰り用の袋にリボンやシールで飾り付けをしました。贈る人への気持ちを込めてメッセージを書いている児童もいました。

焼き上がったケーキのいい香りが漂う頃には紙袋への飾り付けも仕上がり、自分で焼いたパウンドケーキを嬉しそうに飾り付けした紙袋に入れて、家で焼き上がったケーキを切り分けるのを楽しみにしながら持ち帰りました。
切り分ける瞬間はわくわくしたことでしょう。児童たちが大切な人との時間を想像しながら取り組んでいるのが伝わってきて、楽しい講座でした。

(レポーター:公民館企画運営委員 奥田 佑香子)

一年の計は元旦にあり!
「書ぞめ講座」実施レポート

2023年最初の千三公民館講座は、講師に穂積田鶴先生をお迎えして「書きぞめ講座」を1月5日(木)に開催しました。当日は7人の子どもたちが参加しましたが、最近は書きぞめをする機会も減ってきたのか、小学校低学年の子どもの中には「書きぞめ」とは何かを知らない子どももいたようです。最初は先生のお話や説明を聞きながら、「精神一到」「元気な子」「世界平和」などのお手本を見て、筆・硯や墨汁を準備して子どもたちは何を書こうか考えます。最初は練習なので、どんどん書いてみようということで、子どもたちは一斉に書き始めました。
今回の講座は椅子に座らず、床にシートを敷いて正座をするなどして書き上げます。普段は文字を書く時は床に座らず椅子に座っての生活が多いためか、しばらくすると「足が痛い~」との声もちらほらと。

途中で穂積先生からの色々なアドバイスや、先生と一緒に筆を持って書いてみたりしながら子どもたちはカッコ良い文字を書くための色々なコツを吸収しているようでした。
先生の「『一』という字が最初の基本で、最初は斜め右下に45度で筆を入れ少し弧を描くようにして最後はしっかり止める」というアドバイスが子どもたちにはわかりやすかったのか、横に伸ばす漢字が最初とは違う雰囲気になっていました。
午前10時30分から始まった講座も、何枚も書いている間にあっという間に時間が経ち、子どもたちは書き上げた中の自信作を持ち帰り講座は終了しました。参加してくれた子どもの1人は、当日「一生けん命」という字を書いた作品を今年の目標として勉強する机の横に飾ってくれているそうです。

(レポーター:公民館企画運営委員 富川 正規)