「バードウォッチング」講座レポート

3月5日9時30分から、緑地公園でバードウォッチング講座が行われました。

11名が参加。少し肌寒い日でしたが、梅が満開になり春らしくなった公園は、バーベキューをする人達でにぎわっていました。
緑地公園駅からスタートして、公園手前の高川で「ツグミ」や「ハクセキレイ」など、新池では「カンムリカイツブリ」などを、山崎先生に持ってきていただいたフィールドスコープ(望遠鏡)で大きく拡大してじっくりと観察しました。また、「アオサギ」夫婦の巣づくりの様子も見ることができました。毎年新池の周りで繁殖をしているそうです。「離れて見ると見えても、近づきすぎると見えないんですよ。」と先生から。「森が開けたところで、木の上を双眼鏡でずっとみていくと、鷹などがとまっていることがあるんです。」などと、鳥を探すコツも教えていただきました。

そして、山ヶ池周辺に移動して「コガモ」などのカモ類や、雄と雌で色が大きく異なる冬鳥の「ジョウビタキの雌」、日本で一番小さいきつつきの「コゲラ」を目の前でじっくりと観察することができました。

先生の「コゲラは尻尾が固くなっていて足2本と尻尾の3点で体を固定しているので、木を強くたたくことができるんですよ。」という解説に、双眼鏡で確認して「なるほど」。ちょこちょことせわしなく動いてかわいい鳥です。ちょっと鳥のことを知ると、見える景色が変わり普段の散歩が楽しくなります。


その後、円形花壇付近まで戻って解散となりました。あっという間の2時間半でしたが、29種類の鳥を観察することができました。身近にいろいろな鳥が飛んでいます。双眼鏡1つで楽しめます。皆さんもご一緒にいかかですか。

(レポーター:講座参加者 福光 俊祐)