千三地区公民館
館長 坂本 眞
5月15日に、コロナ禍で中止が続いていた千三地区地域活動協議会の会議が2年ぶりに開催。注目を集めたのは、吹田市で検討されている小学校の学校規模適正化のことでした。
昨年国会で成立した公立小学校の学級編成を35人に引き下げる法律改正に対応するとともに、校区範囲を見直して学級数が31以上のマンモス校を解消しようというもの。千三小学校も、市で校区範囲の見直しが検討されています。
これまでの地域開発では、小学校区を中心に住民が主体的に連携・協力するコミュニティー作りを基本としていました。教育環境をよくすることは重要ですが、自治問題の多くの専門家が指摘しているように「一過性の人口増に対応するだけでなく、小学校区を核に地域コミュニティーを発展させるためのビジョンが重要」(参考記事例:https://www.jichiken.jp/article/0092/)だと感じます。
地域コミュニティーを支えるための情報と場を提供する公民館の長としても、関心を持って推移を見守っていこうと思います。