公民館の歴史

千三地区公民館
館長 坂本 眞

■公民館は、1949年に制定された「社会教育法」に基づき、全国に作られました。
日本の社会教育の発展に貢献したと評価されています。

■ 千三地区公民館ができたのはかなり遅く、1978年5月です。
今年で43年目を迎えています。館長はこれまで4人の方が務められ、私は5代目館長です。

■ 日本社会が発展し1980年代の半ばになると、公民館不要論が出てきました。
「地域は成熟し、住民はお膳立てしなくても自由に学習活動を展開できるから、社会教育は不要で公民館もいらない」という問題提起でした。
これに対する答えは、今も出ていないのが現状です。
講座は趣味教養に偏っていると言われながらも、青少年育成や高齢化問題等への行政の役割を補完するための拠点になるなどして、公民館の活動は今も全国で続いています。

■ 一方で、地域にはいつの時代も課題があります。
その地域課題の解決には、「小学校区くらいの範囲で、地域をよく理解した住民がともに課題を共有し、解決の活動をしていくことが大切だ」ということが、専門家の間で言われるようになってきました。

■ 吹田市の公民館は、おおむね小学校区ごとに設置されています。
そして、千三地区には「地域活動協議会」という常設の会議体があります。自治会や地域活動にかかわっている約40団体が集まって地域のことを協議しています。
千三地区公民館館長の私としては、この「地域活動協議会」と連携して、公民館の活動をしていきたいと考えています。
みんなでいろいろな考えを出し合って地域を少しずつ前に進めていくことが楽しみになるような、新しい時代の公民館活動、生涯学習の拠点を目指します。