「サークル紹介」リーフレットを発行

千三地区公民館
館長 坂本 眞

新型コロナウイルス感染症の拡大で公民館のサークルも活動できない状況が2年間も続いていましたが、ワクチン接種がいきわたり、活動再開の動きが少し出てきました。
公民館には、地域住民の方々が地域活動を行うための場や情報を提供する役割がありますので、この機会に千三地区公民館を中心に活動しているサークルの紹介リーフレットを発行しました。
10月下旬に、今年度初めに登録されていたサークルを中心に原稿を募集し、原稿の提供があった12サークルを掲載しました。
今後もこのような機会を設けていきますので、その時は今回掲載できなかったサークルも応募していただきたいと考えています。

千三イルミネーション 始まる

千三地区公民館
館長 坂本 眞

数年前に地域でイルミネーションランプを購入し、毎年、年末に千三地区公民館の周辺を明るく照らしてきた「千三イルミネーション」。しかし、ランプが経年劣化し、今年はできないのではないかと心配しました。
地区の方々にこのことをお話ししたところ、千三地区人権啓発推進委員会と連合自治会が共催して地域行事として実施できることになりました。
目的は、「イルミネーションで心を癒し、明るい街にして犯罪を抑止」すること。

公民館便りでもお知らせしていましたように、12月4日に設置しました。
毎日、午後4時から点灯しています。
2022年1月の末まで点灯しますので、ご覧になってください。

ここでは、点灯している状況を動画で紹介します。

鮒子田氏が吹田市文化功労者として表彰されました

千三地区公民館
館長 坂本 眞

早いもので11月も今日で終わり。
11月恒例の吹田市地区公民館文化祭は中止されましたが、吹田市文化功労者の表彰は今年も行われました。
公民館関係の文化功労者は、10年以上にわたって公民館主催講座の講師をしていただいた人を公民館長が候補者として推薦し、その中から市で功労者を選考します。

今年、千三地区からは鮒子田 晃氏が表彰されました。
講師実績一覧表のように、実に多くの講座を行っていただきました。

おめでとうございます。

文化功労者に関連して、長年にわたり公民館サークルで指導をされている人も推薦してもらえるのかとの質問を受けることがあります。吹田市の表彰制度では、公民館長として推薦できるのは「主催講座の講師」だけで、残念ながらサークルの指導者は推薦できません。ご了承ください。

公民館の歴史

千三地区公民館
館長 坂本 眞

■公民館は、1949年に制定された「社会教育法」に基づき、全国に作られました。
日本の社会教育の発展に貢献したと評価されています。

■ 千三地区公民館ができたのはかなり遅く、1978年5月です。
今年で43年目を迎えています。館長はこれまで4人の方が務められ、私は5代目館長です。

■ 日本社会が発展し1980年代の半ばになると、公民館不要論が出てきました。
「地域は成熟し、住民はお膳立てしなくても自由に学習活動を展開できるから、社会教育は不要で公民館もいらない」という問題提起でした。
これに対する答えは、今も出ていないのが現状です。
講座は趣味教養に偏っていると言われながらも、青少年育成や高齢化問題等への行政の役割を補完するための拠点になるなどして、公民館の活動は今も全国で続いています。

■ 一方で、地域にはいつの時代も課題があります。
その地域課題の解決には、「小学校区くらいの範囲で、地域をよく理解した住民がともに課題を共有し、解決の活動をしていくことが大切だ」ということが、専門家の間で言われるようになってきました。

■ 吹田市の公民館は、おおむね小学校区ごとに設置されています。
そして、千三地区には「地域活動協議会」という常設の会議体があります。自治会や地域活動にかかわっている約40団体が集まって地域のことを協議しています。
千三地区公民館館長の私としては、この「地域活動協議会」と連携して、公民館の活動をしていきたいと考えています。
みんなでいろいろな考えを出し合って地域を少しずつ前に進めていくことが楽しみになるような、新しい時代の公民館活動、生涯学習の拠点を目指します。

ブログを始めます

公民館長の坂本です。
今日から、ブログを始めます。
(毎月2回程度更新する予定。)

 公民館は、地域の生涯学習の拠点。「千三地域らしい文化を創っていくためのきっかけを提供する」という役割をこなしていくため、公民館便りでは伝えきれない事業への考え方や実施状況などを発信します。また、社会で起きていることへの感想なども発信します。

 このコロナ禍で、社会の様々な問題点が浮き彫りになりました。
そして、このコロナ禍が終わった後の社会は大きく変わるだろうと言われています。

 先日、デジタル庁が発足しました。私は2017年までの三十数年間、システム開発会社をやっており、20年ほど前には大阪市の健康保険システム、年金システム、総合福祉システムなどのマニュアル作成に関与しましたので、興味深くニュースを見ました。
当時から「将来は電子政府になる」などと言われておりましたが、これまでの20年間では大きな変化は起こっていませんね。
 コンピュータシステムと聞くと、一般の人は「業務をルール通りにきちんとこなす」というイメージを持つと思いますが、私がかかわった行政システムは例外的な処理ができる仕組みも持っていました。「行政システムのコンピュータシステムはとても人間的だ」と感心したことを思い出しました。
 デジタル庁発足のニュース報道では、「国や地方公共団体のシステムの統一・標準化を目指す」とのことだったと思います。私は、社会のデジタル化には、システムそのものよりも、運用者や利用者の考えのほうが重要になるような気がします。例外的な取り扱いが必要な事案や地域の特性に対応した処理がどのようになっていくのか、関心を持って見守っていきたいと思います。